即日インプラント
即日インプラントとは
その日から噛めるインプラント治療
総入れ歯の方、多くの歯を失った方でも、数本のインプラントを埋入し、1日で白い仮歯の装着までを行える新しい治療法です。
たった1日で入れ歯から解放され、手術当日の夕食から普段通りの食事をすることが可能となります。
総入れ歯の場合は、これまで10本~14本のインプラントを埋め込む手術が一般的でした。しかし、手術時間が長くなる・術後の腫れや痛みなど体への負担が大きくなる・高額な費用がかかるなどのデメリットがありました。
即日インプラント治療で埋入するインプラントは4~6本という必要最小限の本数で歯を支えるので、肉体的な負担や費用面での負担も軽減されます。
こんな人におすすめ
・遠方からご来院される方
・お仕事で通院が難しい方
当院が選ばれる理由
サージカルガイドの使用
サージカルガイドとは、インプラント体の埋入を補助する装置で、適切なインプラント体の埋入位置や角度、深さの実現をめざす上で役立つものです。埋入位置や角度、深さの理想形は患者様ごとに異なり、ほんの少しのずれが治療に大きく影響するともいわれています。
一方、これまでインプラント体の埋入は歯科医師の手技によって精度が左右される側面がありました。
サージカルガイドを用いることで理想的な治療の実現につなげやすくなりました。さらに歯茎や顎の骨への侵襲も最小限に抑えることが期待できるため、治療期間の短縮にもつながっています。
正確な診査・診断
様々な患者様に対応させていただくため、骨の厚み・幅・量や歯が生えている角度を正確に診査・診断するため、CT装置と、精密診療のためのマイクロスコープを導入しております。
静脈内鎮静法
当院では、麻酔認定医との連携で眠っている間に治療を終える、痛みの少ない治療を行っています。
静脈内鎮静法による麻酔は、歯科麻酔専門医が精神安定薬を注射して「意識はあるけれど眠い状態」で歯科治療や口腔外科手術を受けていただくとても安全な麻酔です。全身麻酔のような危険や入院が必要なく、インプラントの手術後すぐに意識が回復するため、30分程度で帰宅していただけます。
強い嘔吐反射や歯科治療、インプラント手術に対する緊張や 恐怖心のために歯科治療が受けられない方にとても有効です。
滅菌オペ室完備
歯科治療は『歯を削る』『歯を抜く』『歯肉を切る』などの治療が多く、治療に器具・器械には必ず唾液や血液が付着します。そのため、血液に接触すると感染する細菌やウィルスには特に注意が必要です。
細菌やウィルスの中には、HIVやHBV、HCV、ヘルペス等の危険な病気も含まれています。このような細菌やウィルスは確実に除去する必要があります。
当院では、全ての「感染」を防ぐため、治療毎に使用器具を専用の滅菌装置で滅菌しています。また、安全性を図るためにディスポーザブル(使い捨て)の器具を取り入れて万全の対策をとっています。
常時モニタリング
血圧・心電図(生体情報)モニターを使用し、歯科麻酔専門医が血圧や心電図、呼吸状態を絶えず見守りながら、必要に応じて対応を行いますので、高血圧などの病気をお持ちの方も安心して治療を受けていただけます。
即日インプラント
当日の流れ
- 【09:00〜】来院
(検査・オペ準備)
当日は体調を万全に整え、ご予約のお時間にご来院ください。
まずは今日1日の流れをご説明させて頂いた後、歯科衛生士によって手術前にしっかりと口腔内の清掃を行います。 - 【09:30〜】手術開始
インプラントの埋入を行います。 - 【11:30〜】手術終了
手術終了後、仮歯の噛み合わせ、調整を行うために型取りを行います。
その後、歯科技工士が歯の作成を開始いたします。(その間は、院内にて休憩頂きます。) - 【15:30〜】仮歯調整
しっかりと噛めるようになっているかどうか仮歯をセットして診査いたします。
噛み合わせやバランスを入念に調整致します。 - 【16:00〜】仮歯装着
仮歯が完成すると、仮歯を装着致します。 - 【17:00〜】ご帰宅、夕食
術後の注意事項や、薬を受け取りください。ご帰宅し、その日の夕食から軽いお食事することができます。 - 【後日】メンテナンス
適切なメンテナンスでインプラント周囲の炎症を防ぎ、同様の症状が起こらないよう口腔内を健康に保っていきます。
即日インプラント費用
即日インプラント | ¥2,200,000~¥3,200,000 |
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※費用に関してはご相談下さい。
▶︎ 即日インプラントのリスクについて
インプラント手術後、まれに唇、舌、頬、歯肉、歯牙の感覚マヒが一時的に発生する場合もあります。また、手術部位、歯槽骨の状況により近接歯牙、顎、上顎洞、鼻腔に対する炎症、疼痛、過敏症、組織治癒の遅延及び顔面部の内出血(紫斑や黄斑など)が避けられない方もまれにおられます。
術後、3~4日目になると腫れ止めが切れるため傷口が腫れてきますが、殆どの場合、1週間程度で傷口は治ります。
術中に、歯牙や骨の状態により手術内容が予定より変更することも起こりえます。
喫煙、飲酒は正常な治療の妨げとなります。術後1週間は控えてください。
処方された薬剤の服用により吐き気、めまい、眠気、咳、お腹が緩くなるなど一時的な副作用が現れることがあります。
仮歯は、4本以上のインプラント埋入時に35N※ 以上ないと入れることは出来ません。手術当日に入る仮歯は前歯のみの噛み合わせになります2週間あたりが一番不安定となります。(※N…トルク=ねじ込む力、インプラントの初期の力を測る目安)仮歯中にインプラントが脱落した際には追加の手術が必要となり、また期間も延びることがあります。
インプラント手術は、インプラントを埋め込む骨の状況等など個人差があり、一概に対応年数を論ずる事ができません。また最善をつくしても結果が予想通り成功しない場合もあります。
インプラントの耐久性は、天然歯同様、口腔衛生状態(咬合力、咬み合わせ、歯磨き、メンテナンス)により変化します。治療中に大きくお口を動かされますと治療が難しくなりますので、なるべく歯科医師の指示にご協力下さい。
初診時の費用について
当院は、各種保険をお取り扱いしております。保険適応の場合、初診時の費用は3,000〜5,000円程度となります。
受付の際に保険証の提示をお願いしておりますので、診療の際には忘れずにお持ちくださいますようお願いいたします。